【ブログ】R35 GT-Rのタイヤのお話

GT-R【全ブログ】

前回のブログではブレーキ/ホイール/足回りを紹介いたしました。

今回はタイヤについてお話いたします。

【ランフラットかラジアルか?】

R35の純正装着タイヤはランフラットタイヤですが、車が届いた時には全く溝がない状況でした。
一度、ランフラットを経験したかったのですがこの車の使用目的とコストを考えた結果、ラジアルタイヤを選択しました。
よって私の場合、ランフラットは使ったことがありません(笑)
一応、今まで使用したタイヤを紹介いたします。

【ブリジストン:ポテンザ RE-71R】

当時(2018年)の国産スポーツラジアルタイヤの中でトップクラスのタイヤですね。
新品で2セット使用しました。
R35はハイグリップタイヤの選択肢が少なく、他はYOKOHAMAのADVAN A052かTOYOの
R888Rなどでした。その中で価格とサーキットで使用されていた比率を見てRE-71Rに決定しました。
ブリジストンの伝統で縦が強いです。グリップも申し分なく剛性もよく満足していました。
熱の入りも良く、さすが最近のタイヤですね。
昔使ってたRE-01RやネオバAD08などに比べて楽に熱が入る印象です。
静粛性は普通です。(私は静粛性についてはこだわりません)
ライフは峠道中心でフロント:4000〜6000キロくらい。リヤ:6000〜9000キロくらいです。
はっきり言って、スポーツ走行中心ですとライフはかなり短いです。
逆に街乗り中心の方はもっともっと伸びると思いますし、グリップとコストのバランスが
取れているミシュランのPS4Sなどがオススメだと思います。
ただこのタイヤの魅力はトレッドパターンが左右対称のため裏組ができることです。
R35はタイヤの内減りしやすい車なので、裏組できるタイヤはかなり助かります。

【ブリジストン:ポテンザRE-71RS】

現在(2021年)のポテンザシリーズの中でトップクラスのタイヤですね。
RE-71Rと比較して、左右非対称になりトレッドの中心からラウンド形状ぽい形になっています。
価格は少し上がりました。リヤはA052と同じくらいですが、フロントはRE-71RSが1万〜2万円
安い印象です。(ネット通販での価格)
グリップはRE-71Rに比べ上がってます。
新品一発目からのグリップの良さは今だに覚えております。
このタイヤから本格的にオートポリスにて使用しました。
実はミックスでスタートしてフロント:RE-71RS(9部山)・リヤ:RE-71R(4部山)でした。
新旧のタイヤを比べた時に一番感じたのが熱の入り方です。フロントが温まりやすくはありますが
印象としてはフロントのグリップのピークが下がってきた時にリヤのピークがくるような感覚です。
RE-71RSは全体的に良いタイヤだと思っています。
ライフも旧型と変わらないか、少し長いかもしれません。
ただ気になる所もあり、旧型に比べてタイヤのフィーリングに若干クセがある。
タイヤカスが凄い着く。裏組が出来なくなった。などなどです。

上の写真はオートポリス走行後のタイヤカスです。タイヤカスを剥がすのにマキタのマルチソーがめっちゃ使えます!

峠道をペースよく走るとタイヤのトレッドは上の写真のような感じになりました。
RE-71Rはここまで溶けないので、コンパウンド自体も柔らかめだと思います。

【R35のタイヤ選び】

R35のデビュー当初はランフラット一択しかありませんでしたが、今は色々なタイプのタイヤを選べるようになりました。(他の国産スポーツ車に比べれば圧倒的に少ないですが…)
使用用途に合わせてタイヤをチョイスできる様になったので、これからR35を購入しようと思われている方にとっては良い時代になったのかなと思います。
ただ、R35でサーキット走る、山や峠を走るとなるとタイヤ代がかなり掛かります。
国産ハイグリップで4本25~35万円はかかりますので…..
ですのでR35でスポーツ走行を考えられている場合、タイヤ代だけで年間50〜100万円は最低でも用意しておかないといけないと思っています。
タイヤ代が出せないから走れないのが一番勿体無いと思います。(それくらい楽しいクルマだと思っています。)
という訳でだんだんとお金の話になりましたので、次回のブログでは私の様なサーキット・峠道を運転する用途でどれくらいの維持費になっているかをお伝えいたします。

コメント

  1. がぶ より:

    おはようございます。
    着々とサーキット準備されてますね。

    自分は3年前にオートポリスで
    86スーパーチャージャー仕様で2:15:38
    のタイムが最高記録です。
    もう1年以上サーキットに行ってないので
    行きたいなー