【ブログ】業者オークションにてR35 GT-Rを探す

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中古車を購入といっても色々な形があります。

店頭に置いてあるクルマを買う・ショップさんに業者オークションで探してもらう・個人売買(SNSやヤフオクなど)・クルマ仲間から直接購入・仲介してもらうなど色々です。
その中で何故、私が業者オークションにてR35を探してもらったのか?
どんなエピソードがあったのかを説明しようと思います。

【業者オークションとは?】

簡単に言うと自動車に関わる業者さんが買取り車・下取り車・売却依頼車をオークション形式で売買されるシステムです。
ほとんどの中古車業者さんはこの業者オークションで車を仕入れます。
下取車や買取車だけでクルマを販売する業者さんの方が稀です。(大手さんは別かもしれませんが…)
そこで仕入れたクルマを店頭に並べたり、お客さんから注文された車を仕入れたり、自社での買取車や下取車を出品して売却益を出したりしています。
余談ですが、私の前職、メーカー系ディーラーも普通に業者オークションに下取車を出品してました。
特に認定中古車になれない下取車や他メーカーの下取車はバンバン流してました。
ちなみにメーカー系認定中古車はかなり割高ですが、マジで品質が良い確率高いですよ!
新車みたいに保証まで付けて売らないといけないので、自社でしっかりと管理されたクルマで
故障や不具合が出る可能性が低いクルマじゃないと認定もらえませんでしたから。
なぜなら、認定中古車の場合の保証修理の費用は基本的に販売店持ちが多いです。(メーカー保証が使える場合も一応あります)
販売して何回も保証期間中に不具合が発生すると最悪、原価割れを起こしてしまいます。
認定中古車はみんな選ばれしクルマたちなわけです(笑)
そして、この業者オークションは会員制なので一般人の会場への入場やサイトへのアクセス
はできません。
会場に入ってクルマを確認したい・ネットで確認したい場合は会員のショップさんにお願いして同行するかサイトを観せてもらわないといけません。

【何処にあるの?】

業者オークションは全国の主要都市圏に大きな会場があり、そこに上記のクルマが集められます。
そこでオークション(売買)が行われています。もちろん出品されるクルマを確認する事もできます。メチャクチャ広いです。
またネット上で参加する事も可能です。
ネット上でのメリットは離れた会場のクルマを購入できる事。
例えば九州にいながら関東圏で使われたクルマを購入することができる。
実際、私のクルマは関東圏で出品されたクルマを落札してもらいました。
デメリットは現車の確認ができず、出品票を元にクルマを確認するしか無いという事です。

ちなみに当時の出品票をUPしたいんですけど、規約違反になってしまう可能性があるので見たい方は実際にショップさんに見せてもらいましょう!

【業者オークションにてR35を仕入れてもらった理由】

理由は前回のブログにも書きましたが、結構単純です。私が住んでいる地域が田舎だからです。
自分が住んでる地域の近くでR35 GT-Rを在庫車で販売してる中古車屋さんなんて皆無でした。
専門店なんてもちろんありません…
クルマで2時間走るとやっと置いてるお店が出てくるレベルです。しかも1台とか….
田舎の場合はR35に限った話では無いですが、販売台数が少ないクルマなどは業者オークションを
頼らざるを得ません。
ですから前のブログでもお伝えした様に、信頼できるショップさんと一緒に探してもらうことが
重要になってくるわけです。

【クルマを落札するまでのエピソード・どれくらいの期間が掛かったのか?】

ショップに依頼をしたのが2017年の12月末で、クルマが決まった(落札された)のは2018年3月14日でした。
約2ヶ月半掛かったわけですが非常に長く感じました。
それまでに競り負けた台数は6台くらい。理由は全て予算オーバーでした。
当時を振り返ると、中期型:水野モデルの出品玉数は少なかったので希望グレードは無し・ボディーカラーだけ希望順位を「1.ホワイト・2.ブルー・3.ガンメタ・4.シルバー」の順で付けてお願いしていました。
いくら玉数が少ないといえど、1週間に2台くらいは希望のR35が出品されていたので直ぐに落札できるだろうと考えていました。
何故、競り負けたのか理由を考察しました。
ボディカラーに共通点がありました。ホワイト・ブルーのクルマです。R35の中でも人気色です。
他のカラーに比べて入札が多く、競合する方が多かったのでしょう。
(ブラックも人気色ですが私はスルーしました。)
赤などに比べて30〜50万円くらいの差が出る事もありました。
これは偶々ですが出品されてたクルマが距離を走っていない個体が多かったです。
1万キロ前半のクルマや数千キロの個体ばかり。当然、距離を走っていないクルマの方が高値で落札されます。
しかもホワイト・ブルー・ブラックばかりです。
ぶっちゃけ上記の個体購入したかったです。でも乗り出し価格が800万円近くなってしまうので
泣く泣く見送るというのがずっと続いてました。
そこでやっと出てきたのが今のクルマです。
「MY2012 GT-R Pure edition For TRACK PACK」になります。
ずっと競り負けてきたのはこのR35と巡り合うためだったのかと勝手に思ってました(笑)
走行距離も1.7万キロでブーストUPにマフラーやブレーキローターなど社外パーツに交換してはあり、
足回りやそのほかはノーマルという状態で非常に魅力的でした。
しかもサーキットを走行することを前提に日産から追加されたグレード。
まさに自分の使用用途と予算的にも合致した完璧なR35でした。
ただボディカラーはガンメタでホワイトが良かったのですが、こんなレアグレード滅多に出てこないだろうという事で直ぐに入札をお願いしました。
結果、落札していただき、予算もギリギリの乗り出し735万円(税込)という形になりました。

後日談ですが、ショップさん曰くこのR35も予算オーバーでダメかなと思ってたそうです。
落札できた考察として、このグレードが2人乗りだったのとサーキット走行前提で乗り心地を気にする人たちがパスして意外と金額が上がらなかったんじゃないかな?とのことでした。
ショップさんには親身になって探して頂き、今でも感謝しかありません。
以上が私が実際にR35 GT-Rを購入するまでの簡単なエピソードです。

【次回:落札した GT-R Pure edition For TRACK PACK はどんなクルマなの?】

次回のブログは、落札してもらったR35が標準車とどんな違いがあるのかブログにしていこうと考えています。

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